陸上競技といえば、
100m走、400mリレー、走り幅跳び、ハードル、砲丸投げ、三段跳び…
なんか色々競技名は知ってるものの、
各競技の細かいルールは知らないし、ぶっちゃけ食い入って見たこともないという印象だった。
そういえば、子どもの頃、
体育で5を取れた記憶がない。
運動がきらいなんじゃない。
走るのがとんでもなく嫌いだった。
ラケット競技もまあ人並みにできる。
バレーやバスケのような球技も好き。
水泳はまわりの友達以上には泳げる自信があった。
でも、
走ったり、走り幅跳びをしたり、ハードルをしたりと、
そういう陸上での競技が本当に嫌い。
「走る速さ競ってなんの意味があるんだ…」
本気で思ってた。何なら今も思っている。
小学校の時に通った1つの学校で、
なぞに部活制度があり、バスケ部を選んでみたところ、
夏場は強制的に全員陸上部へ加入させられる事件があったり、
(とにかく走りたくないので、距離が短くて障害物で生々しい結果のでないハードルを選んでた。…走るんだけどね)。
中学校でソフトボール部に入るも、
三年生の時計った、ベースラン(ホームから一塁、二塁、三塁を回って帰ってくるタイム)のタイムが、一年も二年もいるのに誰にも勝てず、最下位だった実力を持つ。
高校は部活で選んだものの、部活の決め手の20%くらいには
「走らなくていい部活」という基準があった。
(結局、45分走とか練習であって、当たり前に走らされた。)
そう、
本当に、
幼少期から選択のきっかけにするほど
「走る」ことに対して苦手意識が強いので、
陸上競技をやることはもちろん、
陸上競技を見る、という習慣は本当になかった。
そんな中、
たまたまTiktokで、
「アラサーOLが死ぬまでにしたいこと 世界陸上を見てみたい」
というタイトルで動画が流れてきて、
私と年齢が近いひとが、
なにか動画をあげているなという感覚でしかなかったけど、
1分くらいの動画を見るきっかけとしては十分なフック。
「世界陸上 行く」でTikTokを調べると出てきます。
(このアカは、コンセプトと動画のスピード感が上手い)
「おお、なんかいつも織田裕二がやってるやつか、こんな時期にやってたんだな。あ、いつも東京開催だとなんとなく思ってたけど、そりゃちがうよな。次いつやるのかわからんのか、っていうか前回の東京いつよ?何年おき?オリンピックとは別…だよね、これチケット取れるなら見てみたい、かも…」
そもそも陸上に興味もまるでなかったので、
こんな知識量で検索を開始。
調べると、
前回の世界陸上@東京は、1991年。
「おおおおお…私、まだ生まれてないやん…」
それくらいの頻度での開催ってなると、
次東京で見れるのは、”早くて”30年後かもしれない。
つまり、60代か。
わんちゃん70代になるかもしれん。
その時に、果たして「見に行きたい」と思うのか?
スポーツ観戦の楽しさを既に知ってたら、思うかもしれない、
でも、プロ野球以外見たことないしわからんなあ。
ってことで、物は試し。
見に行ってみることに決めた。
そして、
Tiktok動画みたらわかるけど、
✓席によって値段が違う
✓平日は当日券も売っているくらい空いている
という情報を初めて知り、ネットで調べる注意点もゲット。
すでに開催中だったので、人気の夜の回は取れず、
日曜午前の回(最終日)に参加。
場所は、新国立競技場。
ここ、初めてきた気がする!って思ったけど、
去年、Adoのライブでも来てたことに、ついてから思い出した。

国立競技場駅に着くと、



左右どこを見ても、陸上選手たちの写真。
この日までに、毎日世界陸上のライブ中継を見てたこともあって
見たことある選手の顔とユニフォーム。
ただ残念なことに、
今日見る競技に日本人選手は出てこないんだよね…
自国の選手応援も今度はしてみたいねー。

国立のまわりには、協賛企業のブースだらけ。


今回の個人的優勝スポンサー↑
上手いこと商品パッケージと掛けてて、限定性×希少性。
写真撮ってSNS載せたくなる。
それで参加してることも表明できて一石二鳥。
欲しくさせる戦略、天才的。
朝9時開場のところ、ちょっと遅れて参加してたこともあり、
帰りに絶対寄ろうってスルーしたら、先着100名で終わってた。悲しい。
気になったら即行動は、やはり大事。


日本人ってこういう案内とかガイドにほんと向いてる。
すごくスムーズで丁寧で親切よな~~
と再確認しつつ、急ぎ足で会場へ。
ついに、会場入り


午前の回=morning sessionに参加。
全体を見渡せる2階席をゲット。
日陰で涼しい。日焼け心配してたけど、意外といける。

直前で取ったのもあるけど、
午前×人気種目がないという理由(?)で、空席はけっこうあった。
私が見たのは、十種競技(のうち円盤投げ、棒高跳び)と、
前日に反則(?)で再測定となったリレー競技。




やっぱりトラック競技の花形、リレーは見てみたいと思ってたので、
これがほんとラッキーだった。
語彙力失うくらい、速い。
目の前を走る選手のスピード、生でしか味わえない臨場感と体感スピード。
なにより、動画を撮るために
動かす私のiPhoneスピードがおかしかった。
そういえば、
競技場内の出店って、
ヤフードームとか東京ドームとかのビール!揚げ物!って印象しかなかったけど、

それ以外にも甘味とかもちとか、色々あった。
海外からもたくさん来てたので、そういう人向けの日本の食べ物だったのかも。
十種競技、ファンになりそう
で、こういう
「世界レべルの競技」って、
たまたま見てしまった、みたいな機会はないと思っていて、
競技の場に来たからこそ、
自分の目で見れるし、体感できるし、経験として生かされます。
いうてもリレーは、
細かなルールを知らずとも見てたら分かる、と思うんですけど、
十種競技はまっっったく知識がなかった。
でも結果として、
「十種というからには、10種目するんだろうな」
くらいの小学生みたいな知識でもむちゃくちゃ楽しめました。
そもそも十種競技とは、
10種類の異なる陸上競技を2日間にわたって行い、その総合点で勝敗を競うもの。
つまり、各競技で勝敗という概念が存在しないんです。
棒高跳びではこの選手が優勝!金メダル!とか、
ハードルは順位低かったから予選敗退だ…とかじゃない。
得点基準は、
棒高跳びで5m飛べた→○○点を加点
というオール加点スタイル。
なので、どこまでも自分との勝負。
得意な競技では好記録を狙いに行くし、
苦手な競技では自己ベストに挑戦しに行くだけの選手もいる。(たぶん)
この競技の難しさは、
✓十種競技をすべて終えるだけの体力
✓各競技ごとに保ち続ける精神力
✓自分の体調と向き合う調整力
だとみてて感じましたね。
1人で10競技、しかも世界に挑戦する、化け物級の人の集まり。
たとえば、
今回の東京で、
棒高跳びの世界記録が更新されたんですが、それが6m30、
この十種競技の世界での棒高跳びの最高記録は、5m30、
世界記録に並ばずとも、
これくらいは飛んでしまうんですよね…
世界大会の場で、1競技でも疲れるだろう種目を、
3日くらいでやりきる。
「ここにいる人たち、全員えぐいな……」
と見てて尊敬しました。
ちなみに、
観客側として楽しかったポイントが、
毎回同じ選手が競技に挑戦するので、選手の名前を覚えられること。
さっき円盤投げで2位だった人だ!とか、
この選手は棒高跳びが得意なんだ!
とかが知れる。
何度も言われると、覚えるし、情報も得られる。
初めて競技を見に来た(私みたいな)人でも、
名前が分かるから、応援しやすくなる競技だなと。
そして、
テレビ中継では映らない部分こそ、
生で見る醍醐味。
「棒高跳びで落ちた棒ってどうやって戻すんだろう?」という純粋な疑問が、今回で一発解消されました。
ぽつんと走るレーンに置いてあるぬいぐるみがかわいい。
円盤投げをする姿はもちろん、
円盤を回収してくれるラジコンカーがかわええ。
2台構えてて、交代で動いてましたこれは。
「リレー選手が走っている姿、どうやって撮ってると思う?」と
と聞かれてやっとその撮り方に思いをはせられるレベルのやつ。笑
聞かれてみたら確かにどうやってんだろ…!!!
って思ってたんですが、
想像以上にハイテク機械で、想定以上にアナログな撮影方法(人)だった。
この技術を持つカメラマンって世界中で重宝されるんだろうな、
とか思ったけど、どうなんでしょう。
詳しい人いたら教えてほし。
棒高跳びで飛べている人を見た瞬間、
成功した瞬間の会場の一体感!!!
人ってこんな飛べるのかと思うし、
すっごい感動しました。
あとは、
アナウンスでところどころ競技の説明してくれたり、


こういうクイズを競技が切り替わる間にやってくれたり、
観客をカメラで抜き、大画面に映った自分に手を振る、
とか、とことん参加者を飽きさせない、
楽しんでもらう工夫が随所にちりばめられてました。
総じて、全部楽しかった。
陸上に興味はなかったんだけど、
勢いで決めてきてよかったし、
「本気」で頑張る選手を見て、
ものすごく心動かされるものがあった。
最近、
というより、大人になればなるほど、
「本気で取り組む姿」に、価値を感じている自分に気づき始めた。
たとえば、
熱闘甲子園を見ているだけで、
10分前まで聞いたこともなかった球児に感動し、心を打たれ、泣きそうになったり、
ホームベースに泥だらけになりながらスライディングしてくる姿や、応援席で必死に声出している姿を見て、
見てるこっちがパワーをもらい、元気になるという現象。
プロ野球もいいけど、
個人的には熱闘甲子園を見る方が好きだったりする。
これって、
画面の向こうにいる、「今」を生きている人の熱い想いがこっちに伝わってきて、
見ているこちらの気持ちも動かされるんですよね。
本気で挑戦する姿はかっこいい。
それが、子どもだろうと、大人だろうと、
その人が放つ「熱量」を感じられるだけで、素晴らしいことだと思うんです。
私は副業を通じて、
部活の頃のような「一つのことに熱中する時間」を再び感じてます。
というより、
心の底では求めていたのかもしれない。
毎日朝から会社に行って、決まったタスクをこなし、急に上司から振られる仕事(残業)をこなし、終電ギリギリで帰る生活。
「こんな仕事もこなせちゃったよ私!」
「今日の仕事は時間どおり終わって完璧だったなあ~」
とか、
業務自体でやりがいを感じられたのは、
新卒から3年目、いや、2年目くらいまでだったかも。
3年目を過ぎてきたころから、流れが分かる、やることも分かる、先方や上司が言いたいことも分かる、となってくると、
新しいことを手に入れる楽しさ<怒られないためにこなす
精神になってきてしまった感覚がある。
もちろん、熱量という点以外では、
得られることも学べることもまだまだあったんだけど、
ここで言いたいのはそこじゃなくて、
自分の中で「1つに熱中する」という、自分の心の熱を一点集中する先がなくなった感覚。
「人生の24時間のうち、心からやりたいことに何分使っているんだろう?」
「このままの人生で、本当に後悔しないのか?」
という問いが頭をめぐり、このまま人生を終えていいのか?と不安が生まれてくる感覚。
インターハイを目指して無我夢中だった高校時代と、
会社の売上のために働く今。なぜ、これほどまでに心の燃え方が違うのか。
その差は、たった一つ。
「私の意思」があるかどうか。
自分のスキルアップのために24時間意識を注いでいた高校生活と、
会社から言われたことをただこなしていた会社員生活。
おんなじはずがなかったんです。
その事実に気づいた私は、前職のブラック企業を辞める決断をした。
そして今は、自分の意思を尊重してくれる会社で、
公認のもと「副業」にも挑戦しています。
今の私の熱量は、本業と副業両方に注がれている。
ちなみに、便宜上「副業」と呼んでいますが、私の中での定義は少し違う。
私の感覚としては、
本業=個人では到底できない規模のビジネスを「挑戦させてもらえる」場所
副業=「自分自身の価値で、お客様の顔を見ながら直接貢献できるビジネス。
だと思っている。
現に、本業では3回以上、海外出張をさせてもらっているし、
ECサイトの運営という個人ではまず3年以上かかるビジネスも任せてもらっている。
この2つの軸があるからこそ、毎日が学びと挑戦に満ちてるといえます!
これを、個人でやろうとするもんなら、
お金も時間も莫大にかかるわけで…
だからこそ、正直、本業で手を抜く人の感覚が知れない。
「熱量」というフィルターを通して周りを見渡した時、
満員電車でスマホをぼーっと眺めている人たちの姿が目に入った。
眠い目をこすり、今日もどうやって仕事を振られないようにするかに精神を注ぐ働き方。
に対して、
自分が熱中したいことに時間を使える働き方。
人生の時間は有限だからこそ、私は後者を選びます。
「副業も本業も頑張っててすごいね」
「意識高いね」
時々そう言われることがありますが、
話はもっとシンプルで、
大切なのは、「副業」という形以上に、
人生のハンドルを他人に任せきりにしないという、覚悟です。
それが私にとっては今の働き方だっただけで、
人によっては資格の勉強かもしれないし、
週末に没頭する趣味かもしれない。
あるいは、子育てに全身全霊を注ぐことかもしれない。
自分の貴重な時間を、
自分の意思で「これに使う!」と決められているかどうか。
熱量の源泉は、きっとそこにあると思ってます。
不思議なもので、
自分で選んだ熱中できるものが一つあるだけで、
あれほど退屈だった日常が、少しずつ色づき始めるんです。
受け身でこなすだけだった本業の時間でさえも、
「このスキルは自分の活動に活かせないか?」
「この仕組み、個人でやるならどう応用する?」
と、すべてを自分の血肉に変えようとする、
貪欲な視点が生まれてくる。
もちろん、楽なことばかりじゃないです。
睡眠時間を削る日も、思うように結果が出ず落ち込む日もある。
でも、誰かに「やらされている」という閉塞感の中で心をすり減らしていく時間より、
よっぽどいい。
「自分の意思で選んだ道だ」という納得感が、
あらゆる苦労を推進力に変えてくれます。
これまじです。
本気で挑戦する大人は、かっこいい。
私も、そんな大人の一人であり続けたい。
心の熱を絶やさぬよう、自分で薪をくべ続けたい。
そう心に秘めながら、
今日も、自分のために、パソコン開いてます。
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特別な才能も、SNSの知識もゼロだった、ただの会社員。
そんな私が、たった半年で113万円という成果を出せた理由。
それは、「本気で人生を変えたい」という熱量を、正しい知識と行動に注ぎ込んできたからに他なりません。
「会社に依存せず、自分の力で稼ぐスキルを身につけたい」
「どうせ私なんて…と諦める人生に、終止符を打ちたい」
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