誰でも発信できる。日常をネタに変える思考術

こんにちは、
なぎさです。

 

今日はいつもと雰囲気を変えて、今日は車で箱根に行ってました。

 

私、免許は持ってるんですけど、
社会人になってから取った、いわゆるペーパードライバーでして。

 

(高速教習なんてシミュレーターでしたし、
都内の首都高なんて走ったことないんです。)

 

だから、なかなか運転させてもらえないんですよね。

ありがたいことに、
今朝はパートナーに運転をお願いして、

しっとりとした霧雨が降る箱根へドライブしてきました。

 

1泊20万円ほどする高級ホテルのラウンジで、
優雅にカフェをいただきながら、

このメルマガを書いてるってわけです。

 

そこでこんなポストをしたら↓

 

 

「箱根神社のおもち!」と連絡もらったので、

リプ見た5分後にお会計して、
即、行ってきました。

 

初心者からでも出来るのが行動。

それも、即行動。

 

私の何気ないポストに
わざわざリプまでしてくださったんですから、

そのくらいの熱量で応えたいじゃないですか、
何事も。

 

そして私、

年に10か所くらいは神社に足を運ぶ、
御朱印マニアだったりするんですけど、

 

箱根神社は龍神様がいらっしゃる、
個人的にすごく好きな神社の一つで。

 

面白いことに、
 

これまでお会いしてきた経営者の方とか、
役員クラスの方々って、
皆さん、ものすごく神社仏閣に詳しいんですよね。

 

誰もが知っているような有名企業の社長さんも、
社員何百人も抱えるバリバリの経営者さんも、

 

たいていみーんな、「ここぞ!」という推し神社があって、
定期的に参拝したり、
ご祈祷を受けたりするのは当たり前。

 

こっそり寄付をしたり、
鳥居を建ててたり…

 

あんまり大きな声では言わないけれど、
見えないところで色々されてるんですよね。

(神社の寄付者名簿を見ると、知ってる大企業の名前がズラリ…なんてことも、よくあります)

 

 

で、ですね、
 

その箱根神社へ向かう道中、

ふと「楽天STAYS」っていう看板が目に飛び込んできたんです。

 

 

「ん?楽天の新しいホテルかな?」
なんて、最初は軽い気持ちだったんですけど、

 

ちょっとスマホで調べてみたら、
これがまーーー面白かった。

 

 

「楽天STAYS」とは何ぞや?と

ざっと調べてみたところ、

 

これは楽天グループが展開してる宿泊施設のブランドで、

 

民泊とかをやりたい不動産オーナーさんに対して、
「楽天のブランド、使っていいですよー」
「宿の運営とか、面倒なことは代わりにやりますよー」

 

っていうサービスらしいんです。

 

ここで、
「あれ?それって星野リゾートと似たような感じ…?」
と思ったあなたは、素晴らしい。

 

かなり企業のマーケティング事例を追っていますね。

 

そう、
一見すると「似てるのかな?」って思うじゃないですか。

 

でもね、よーく調べてみると、
その「狙ってるもの」が全然違ったんですよね。

 

この「楽天STAYS」の事例って、
私たちの日々のビジネスとか、コンテンツ作りに活かせる
大事なヒントが、3つは隠れてました。

 

――――――
「なんでだろう?」の
アンテナの張り方
――――――

まず、

今回の「おっ!」ってなったの、
道端で見かけた、ホテルの「看板」だったんです。

 

普段なら見過ごしちゃいそうな、
ありふれたもの。

 

でも、
そこで「これって何だろう?」って足を止めて、
「ちょっと調べてみよっかな」って思ったからこそ、

 

面白いビジネスモデルに出会えたわけです。

 

普段、何気なく見てるCMとか、お店のサービスとか、
世の中のちょっとした変化に対して、

 

「なんでこうなってるんだろう?」
「どういう仕組みなのかな?」

 

って疑問を持つクセって、
新しいアイデアのタネとか、コンテンツのネタを見つけるのに、


すっごく大事。

 

このアンテナさえ張ってれば、
コンテンツは無限に生まれると言っても過言ではない。

そのくらい大事。

 

あなたの周りにも、まだ気づいてないだけで、
「え、そんなところに!?」っていうビジネスのヒントが
ゴロゴロ転がってるかも。 

 

というより、
ころがってるのに気づけてない人だらけなんで、
気づいた人から勝ってくって感じがします。

 

そして、

 
―――――――
「似てるけど、なんか違う…」
っていう違和感
―――――――

今回でいうと、
「楽天STAYS」と「星野リゾート」。

 

どっちもホテルとか宿泊施設に関わるブランドですけど、
よーく考えると、

 

戦い方が”全然違う”んですよね。

 

まず、明らかに違うのって
「誰に向けてるか」
ってこと。

 

星野リゾートって言ったら、

 

やっぱり
「ここでしかできない特別な体験がしたい!」
「日常を忘れて、贅沢な時間を過ごしたい!」

っていう人たちに向けて、

 

ブランドイメージをものすごく大事にして、

「ここじゃなきゃダメ!」って思わせる価値を提供してますよね。

 

逆に楽天って、
少なくとも私の中では、楽天トラベルって、

「安くて便利な宿、ないかなー」とか
「出張でサクッと泊まれるビジネスホテル、どこがいいかなー」

って時に使うイメージ。

 

ようは安くていい宿探しのためのサイト。

 

「楽天STAYS」も、
この「手軽で安心」みたいなイメージを活かして、

 

ターゲットにしてるのは、

おそらく
「もっと気軽に旅行したいな」って思ってる人たちとか、
「民泊ってちょっと不安だけど、楽天の名前がついてるなら安心かも」

 
って感じるような人たちなんじゃないかな、と。

 

宿を探しに来た人が、
知ってる「楽天」の名前がついた施設を見つけて、

「あ、ここなら大丈夫そう」
「今回はここにしてみようかな」

ってなる。

 

 
その動機付けとしてのブランド力。

大手だからこそってのもありますけど、
なんか安心するんですよね。

さらには、

━━━━━━━━━━
この「誰に、何を届けようとしてるのか」
っていう本質を見抜く力。
━━━━━━━━━━

これって、

自分のビジネスで「ウリ」を作ったり、
「響くメッセージ」を届けたりする上で、
めちゃくちゃ大事なポイントだと思いません?

 

あなたのビジネスや発信は、

 

誰の「困った…」を解決して、
他と「ここが違うんだ!」って
胸を張って言えるとこがあるかどうか。

 

それを自分のビジネスだけで考えるんじゃなく、
あらゆる場面で考える癖をつけること。

 

たとえば、

街の中で見つけたモノに対して、
この商品は女子高生に届けたいんだな、とか、
妊婦さんが使いやすいように設計されてるんだなとか、

 

そんなレベルでもいいんだけど、
考えるということ。

 

アンテナ張るに近いですけど、
これ癖つけとくとかなりお得です。

そして、3つと言いながら
4つ目。

これが一番強いなと思ったのが、

――――――――
「みんな嬉しい!」仕組みが、
ビジネスを長続きさせていく
――――――――

 

「楽天STAYS」の仕組みって、
関わってる人たちが、みんなちょっとずつハッピーになれる、
すごくクレバーな構造になってる気がするんです。

 

楽天側からしたら…
自分のサイトで宿が売れれば、
もちろん儲かる、

し、

「楽天STAYS」っていう名前がいろんな建物につけば、
「楽天って、こんなこともやってるんだ!」って
認知度も上がりますよね。嬉しい嬉しい。

 

ホテルのオーナーからしたら…

 
「楽天」っていう大きな名前を使えるから、
お客さんも集まりやすいだろうし、

「部屋が空いちゃったらどうしよう…」っていう
心配も減るかもしれない。

運営のノウハウがなくても、
民泊とか始めやすくなりますよね。これも嬉しい。

 

そして、

泊まる私たちからしたら…
「楽天」っていう知ってる名前がついてるだけで、
特に民泊みたいな新しいタイプだとしても、

 

「ここなら大丈夫かな」って、
安心して選べるじゃないですか。やっぱり嬉しい。

 

こんなふうに、
「売る人も、買う人も、そして世の中もハッピー!」

みたいなビジネスモデルって、

なんだか応援したくなるし、
長続きしていく企業の特徴
だなと思います。

 

 

あなたのコンテンツやサービスは、
お客さんが喜んでくれるのはもちろんだけど、

 

あなた自身も「やってて楽しい!」って思えたり、
もしかしたら、他の誰かにとっても「あってよかった!」って

感じてもらえるのが
やっぱり大事だよなって。

 

改めて思ったんですよね。

 

ちょっと
長くなりすぎたんですけど、

 

今日、私が一番伝えたかったのは、

━━━━━━━━━━━━━━━━
ちょっとした「あれ?」とか「なんで?」も、
「へぇ~!」って面白がって掘り下げて、
いろんな角度から見てみると、
それがヒントとか、面白いネタに大変身する
━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ということ。

 

箱根の霧雨の中で見つけた、たった一つの看板から、
いろんなことを考えてました。

 

「わ、面白い!」って心が動く瞬間と、
「もっと知りたい!」って探求する小さな一歩。

 

この二つが揃えば、

あなたのビジネスも、
そしてあなたの毎日も、

 
今よりずーっと面白く、
豊かになるんじゃないかなって思うんです。

 

 

ぜひ、あなたの周りにある
「いつものアレ」とか「見慣れたソレ」に、
改めて「なんでそうなった?」って
問いかけてみてほしい。

 

そこには
私の一次情報から得られる、
私だけの発信になるので、

それが独自視点で話せる差別化になるし、
おもろいを生み出すきっかけにもなったりします。

 

 

それでは、また。

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